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6月は貴重な「生ライチ」が食べられる旬の時期!台湾旅行で手軽に食べる方法

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6月に入ってから、いよいよ1年のうち、この時期だけ収穫できる台湾産の生ライチが、市場やスーパーにも並ぶようになりました

ライチは中国語で荔枝(lì zhī)と言います。リージーに近い読み方で、日本語読みするとレイシです。

ライチは世界三大美女のひとり、楊貴妃が愛したフルーツともいわれるだけあり、次々と口へ運びたくなるフルーティーな香りと上品な甘さがたまらない果物。

私がいくらたくさん食べたところで美女にはなれないのですが、楊貴妃と同じ美容成分を補給中!と思うと、少しは効果があれば良いな~とは考えます(笑)

ライチが収穫できるのは、5月中旬~7月下旬くらいまで。最も美味しいといわれているのは、6月上旬~7月上旬の約1ヶ月の間のものです。

今回は、この短い旬のライチを台湾で楽しむ方法を中心にまとめました

台湾の高級ライチ「玉荷包(ユーハーバオ)」

ライチにも様々な種類があり、特に高雄産の玉荷包(ユーハーバオ/yù hé bāo)という品種が最も質が良く、世界一のライチといわれる高級品だそうです。

収穫の時期も約2週間といわれるほど短いです。

玉荷包(ユーハーバオ)

しょこ
しょこ
別名ドラゴンライチとも呼ばれます。

見た目はトゲトゲしていますが、指で簡単に剥けるのでとても食べやすいです

一般的な黒葉ライチは全体的に赤くならないと美味しくありませんが、玉荷包ライチは皮がみどり色がかっていても十分に糖度が高く、種が小さめで実が肉厚なのが特徴です。

6月上旬、高雄へ行ったときに、郊外で収穫したばかりと思われるたくさんのライチの出荷準備をしている光景をちょうど目にしました。

産地から輸送されてきたばかりの新鮮な玉荷包ライチは、ほかのライチと比べると、えぐみが少なく格別の風味です。

ライチの美容&栄養成分


ライチは美味しいだけでなく、女性にとって大切な栄養成分を摂取できるフルーツでもあります。

ライチの種子(荔枝核)も、漢方薬として乳腺炎の治療などに用いられているほど。

果実には、ビタミンC・ビタミンB、葉酸が多く含まれています。

葉酸は、新しい細胞がつくり出されるときに必須の栄養素なので、妊婦さんは妊娠前からの摂取を推進されていますね。

カリウムには、塩分(ナトリウム)の排泄を促進し、むくみ解消や高血圧の予防・改善が期待できます。

また通常、南国のトロピカルフルーツは身体を冷やしますが、ライチの場合は身体を温める作用があるとされています。

血行を促進する働きのあるナイアシン(ビタミンB₃)が含まれます。ナイアシンの効能は、精神の安定・冷え性・肩こり・肌荒れ・頭痛改善など。

食べ過ぎるとニキビの原因になったりするため、5~10個までに抑えておくのが良いと台湾人にはよく言われます。

台湾の食生活では栄養が偏りやすいため、栄養補給としてビタミン剤のチョコラBBプラスを服用していますが、本来こういった栄養素は食事から摂るのが一番良いとは思います。

ライチを愛した楊貴妃も食べるものには気遣っていたそうなので、それが美の秘訣だったのかもしれません。ただし歴史上では、その美しさゆえに命を落とすことになっているのが皮肉です。美人もラクじゃないんですね…。

全聯福利中心(スーパー)でライチを買う|旅行のときにおすすめ

こちらは、全聯福利中心(スーパー)で買ったもの。枝から外したもので129元(約470円)でした。20個くらい入っていたと思います。

少し高めですが、ちょうど良い量が買えるのでスーパーでの買い物は好き。

お肉やお魚は色が悪く、ちょっと買いたくないなぁと思いますが、果物や野菜の鮮度は悪くないですよ。

やはり市場だと、地元の食材を手に入れやすい反面、鮮度の見極め価格の正当さが分からないことも多いんです。

10cnほどにカットされた長芋を、約700円で買っていたことに後から気づき、「これはぼられたのか?それとも台湾では長芋は高いのか?」としばし悩んだことがあります。

お肉やお魚になると、もっと見極めが難しいと思います。そのため、台湾人の旦那さんの元に嫁いだ女性は、お姑さんと一緒に市場で買い物をして、見極め方などを覚えていくことがあると聞きました。

台湾人は家族を大切にするとよくいわれますが、もし私なら嫁側になるので同居とか親戚づきあいとか面倒すぎて絶対ムリです…(笑)

親の言いなりになっている人も多いので、結婚相手はきっと自分ではなく、お母さん・お父さんの味方をするだろうなと思う。

台湾人のおっちゃん&おばちゃんは、知り合いの間柄までなら、良い人ばっかりなんですけどね~!

ライチの話から、いつの間にか国際結婚話にw

都市部には全聯以外のスーパーも多いので、お好きなところで見つけてみてください !

農會超市(スーパー)でライチを買う|量り売りが多い

農會(農会)は日本でいう農協(JA)でしょうか。


バラ売りのフルーツは、パック売りや1粒いくらと書いてあるもの以外は量り売りです(レジで計ってくれる) 一般的なスーパーと比べて、生鮮品の種類が豊富です。

複数人で食べるときは、安く買えるので良いかもしれません。

一斤=600g  台湾の重さの単位はちょっと分かりづらいですね。

フルーツと相性バツグンの梅粉も農會スーパーで購入しました。

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地元ならではのものもあり価格も安いので、ぜひお気に入りの台湾土産を探しに行ってみてくださいね。

市場でライチを買う|地元らしさも楽しもう

市場では枝付きのものが販売されています。

ひとかたまり150元前後~ですが(gやkgは忘れた)、顔見知りの台湾人と一緒に行くと「売れ残りだから!」と50元以下でどっさり袋に入れてくれることもあります。

アバウトさも面白いところ。要らない果物もいつの間にか買わせようとしてくることもあるので、注意してください(笑)

また、市場ではお魚、お肉、野菜・果物、乾物、日用品…大概のものは揃います。

芭蕉(bā jiāo)というバナナによく似た果物がかなり美味!

ただ以前、少し青いものを買ったら、全然追熟せず捨てた…ということがあるので、熟していないときは買わないぞと決めました。

屋外にある市場内は、狭い道幅ですがバイクの往来が多く、夏は暑さでぐったりするので、個人的には市場での買い物はあまり気が進まないです。

素朴な味の手づくりスイーツが売っていることも。

台湾の離島、澎湖(ポンフー)の北辰市場へ13時前くらいに寄ったときに、ものすごく安く買えました!味はふつうでした。

台湾の離島・澎湖島についての注目記事はこちらから読めます。

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この時期に台湾旅行をされるなら、絶対に生ライチは食べて帰って下さいね〜!はずせないおすすめです。

日本でも!世界一のライチ「玉荷包」を楽しもう

昔、いただき物の生ライチを日本で初めて食べたとき、みずみずしい食感とさっぱりとした甘さに感動したことを覚えています。日本で生ライチを食べられるのは、なかなか貴重でした。

今は、台湾から航空便でお取り寄せできる時代に。一度も冷凍していないので、台湾で食べるようなフレッシュな食感と香りが自宅でも味わえます!

ライチは、アボカドのような追熟はせず、収穫後は傷みやすく日持ちしません。購入後は冷蔵庫へ入れ、なるべく数日(3日以内)で食べきるようにしてくださいね。

せっかくの生を…!と言われるかもしれませんが、少し冷凍して食べるのも美味しいですよ。ジュースやワインの氷代わりに使うとおしゃれドリンクのできあがり☺︎

時期的に父の日に重なるので、お父さんと一緒に食べるのもいいなと思います。生のライチの特別感をぜひお試しください。

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