中国大手アリババの展開するアリエクスプレスは海外向けの通販サイトです。
支払い方法はクレジットカード決済です。Visa・MasterCard・JCBの3種類が使えます。PayPalは今のところ使えなくなっています。
元々クレジットカードを持っていなかったり、持っていても海外の通販サイトにカード情報を入力するのには抵抗がある…という人も多いはず。
このようなときに便利に使えるのがプリペイドカード。私の場合、AliExpressでは主にLINE Payカードを使ってきました。
同じようなサービスにKyash(キャッシュ)がありAliExpressでも使えます。
2020年に利用限度額の高いVisaカード「Kyash Card」ができましたが、変わらず誰でも簡単に使える「Kyash Card Lite(旧:リアルカード)」のほうを使っています。
今回は、AliExpressでKyash(キャッシュ)を使った感想をLINE Payカードと比較しながら書いていきます。
Kyash(キャッシュ)とは?簡単まとめ
KyashはVisaブランドのプリペイドカードで誰でもすぐに発行できます。審査なし、手数料・年会費は無料。発行手数料が300円必要になりました。
Kyash(キャッシュ) – アプリと連動するVisaカード
Kyash無料posted withアプリーチ
発行して使ってみた感じでは、ほぼLINE Payカードと同じです。
異なるのはチャージに関する点で、Kyashはクレジットカードでのチャージが可能(自動チャージにすると事前チャージ不要)なこと、決済限度額が低いことでしょうか。
- プリペイド式のVisaカード
- アプリのインストール必須
- 1円単位の送金・集金ができる
- クレジットカードがなくても使える
- デビットカードの登録OK
Kyashの登録・ログインにはSMS認証が必須で、利用には070 / 080 / 090で始まる電話番号が必要です。そのため、Wi-Fi運用のタブレット端末のみでは使えません。
AliExpressでKyash(キャッシュ)を使うメリット
- 年会費・手数料が無料
- 決済の通知がすぐ届く
- 決済時以外はロックをかけて保護できる
- 0.5%のポイント還元
Kyashで決済すると0.5%のポイント還元があります。クレジットカード(Visa・MasterCard)を連携するとクレジットカードとポイント二重取りできますね。
個人的な話、愛用の楽天カードをJCBにしてしまったことを事あるごとに後悔しています。楽天カードがJCBでなければ、Kyashでの支払いも使いやすい楽天ポイントで貯められたのに…。
JCBは日本でさえ使えない店舗が多いから不便だと誰か教えて欲しかった
AliExpressでKyash(キャッシュ)を使うデメリット
- 利用限度額がある
- 3Dセキュア(本人認証サービス)に非対応
- クレジットカード(デビットカードOK)以外からのチャージがスムーズでない
利用限度額があるのでお金持ちで高額なお買い物をたくさんする人には向いていないです。AliExpressで販売されているメリーゴーランドは買えない(‘_’)
LINE Moneyでの決済限度額が1回あたり100万円なのに対し、Kyashでは1回あたり(24時間)5万円〜10万円とかなり少なめです。
また、クレジットカード(Visa・Master)を持っていない場合のチャージがLINE Payカードと比べると面倒かも。LINE Payアカウントへ銀行口座からチャージするときのように、ワンクリックで完了ではないです。
ただ、銀行口座との連携なしで使えるということでもあるので、デメリットかは捉え方次第かなと思います。「外出したついでにATM行くし〜」という人なら問題ないですしね!
念のためうちでは、スマホ決済へのチャージに使う口座残高は、各々30万円くらいまでにしています。それでもちょっと多いかなと思うので10万円くらいになるよう調整する予定です。
1円の支払い
11月11日の独身の日セール前、AliExpressアプリ内のすごろくゲームでAliExpress100円クーポンをもらいました。
ちょうど購入したかった101円の商品で使ったのですが、LINE Payカードでは1円決済不可ではじかれてしまいました。
今までLINE Payカードを使えなかったことはなかったので、なぜかはよく分からず…。Kyashでは問題なく決済できました。
AliExpressのクレジットカード決済は安全か?
AliExpressについて、セキュリティ面ではそこまで不安視しなくても良いと言われていますが、私は使用頻度の高いクレジットカードの使用は避けています。
万が一、不正アクセスで情報が流出した場合、その情報は共有されるのか疑問ですし(たぶんされないでしょうね)、被害がなくてもカードの再発行が必要になり大変だからです。
これはAliExpressに限ったことではなく、カードを使う以上常にリスクがあるといえます。
例えば、2019年の10月には「マキアレイベル」「Coyori(こより)」「代謝生活CLUB」を運営する化粧品販売サイトからクレジットカードのセキュリティコードを含む個人情報が10万7661件流出したと発表がありました。
しかも7月下旬にはカード会社から指摘されていたのに対応が遅れ、顧客への注意喚起をしなかったので、カード不正利用の実害も発生したようです。
このようなことから、海外サイト以外でも、初めての買い物・一度きりの利用になる可能性が高い通販サイトでは、利用頻度の高いクレジットカードは避けるべきと感じました。
毎月、定期的に支払いの必要があるもの(定額制サービス・携帯電話料金など)には使えないですが、1回払いのものはLINE PayカードかKyashを主に使っていきたいと思います。
不正利用にあっても、ほとんどの場合はクレジットカード会社が補償してくれるとはいえ、せめて楽天サービスとAmazon関係は流出やめてくれ〜と思いますね。
LINE PayカードやKyashを使えば安全というわけではないですが、ロックをかけてオンライン利用の一時停止ができるのは良い点です。
使うときに解除するひと手間を惜しまず、決済のとき以外は常にロックをかけましょう
AliExpress以外でのKyash(キャッシュ)を使う場面
KyashカードはVisa加盟店で使えるので、外出先でVISAカードとして使えますが、私はもっぱらオンライン利用に留めています。
スシローの持ち帰りネット注文はJCBカードが利用不可なのでKyashを使っています。現在はPayPay支払いも可能になりましたね!
Kyash(キャッシュ)まとめ
AliExpressがきっかけで、キャッシュレス決済・スマホ決済に詳しくなれました。変更が多く、まだまだ安定していないので完全に使いこなすことは無理そうですが、けっこう楽しんで使っています。
Kyashはスマホアプリからの操作が必須なので、Webサイトにカード情報を入力させようとするサイトはもれなく詐欺のフィッシングサイトです!
注意喚起があったのでお気をつけ下さい。
現金でないとお金の管理はうまくいかないのか、どういう取り入れ方をすれば節約も管理も上手にできるか試行錯誤しています。
クレジットカードと連携すると、後から引き落としになるので、銀行口座から即時引き落とししてチャージするほうが管理はしやすいですね。
このブログでは、ふだんの生活に中国通販を取り入れたらこんな感じというのが伝わると面白いと思いアリエクスプレスについてまとめています。
はじめての利用で使えるクーポンについても紹介しています。