台湾

逮捕されることも?台湾旅行や台湾の人間関係で注意したいこと

日本台湾交流協会のWebサイトにて、2019年ゴールデンウィーク中に台湾旅行に訪れた日本人が「窃盗事件の加害者になりかけた」事案が注意喚起されています。
現場は台北のフードコート。日本人観光客がフードコートで休憩後、その場を立ち去る前に忘れ物確認をした際、テーブルの上にあった台湾人A氏のバッグと折り畳み傘を同行者の物と勘違いして手に取ってしまったことが原因のようです。

本事案では、A氏の強い被害申告の意思により、邦人は警察に身柄を拘束されています。A氏の真意は定かではありませんが、親日的と言われている台湾人の中にも歴史認識、尖閣諸島等の問題について様々な考えを持つ人もいるほか、「邦人には裕福な者が多い」との考えから何かしらの理由を付けてお金を要求する者もいることから、台湾滞在中の言動には十分な注意が必要です。

この事例はお金(和解金)目当てだったのではないかと思います。はじめから機会を伺っていたか、引っ込みがつかなくなって主張し続けたかは不明ですが、裁判に持ち込むフリをして和解金をたかったり、そういう詐欺まがいの手口があるようです。

ほかにも、台湾では日常的な(?)違法駐車や違法経営などを通報するとお金が貰える報奨金制度があります。特に日本人は目をつけられやすいため、起業を考えている方は気をつけてください。
きちんと許可を取って合法経営であっても都市部ならおそらく通報されます。その度に確認されるのは営業妨害だと思うのですが、通報する人はひとりではないので…。

台湾では、日本人観光客が財布などの貴重品を警察に届けてもらって感動といった美談を定期的に目にする一方で、こういったこともあるのですね。

言いがかりをつけられることを防ぐためには、日本語で大声で話さないことや「誰かの忘れ物/落とし物かな?」と思ってもむやみに触ることは控えたほうが安全かもしれません。

警察沙汰に?身近なところで起きた実例

上記の注意喚起を読んでもあまり驚きませんでした。実際にあわよくばお金を引き出そうとして失敗し、ヒステリーを起こしていた台湾人を知っているからです。もちろん皆が皆と言いたいわけではないのでそこはご理解ください。

数年前、台湾で知り合った日本人(Aさん)がいました。Aさんは、台湾人(Bさん)とビジネス関係で良好な人間関係を数年間築いていましたが、ちょっとした揉め事が起きてギクシャクし始めます。Bさんがいい加減な仕事をしていたことを咎めたのが発端でした。

台湾人Bさんは今までの好意的な態度を一変させ、解決のために必要と金銭を要求、応じないでいると警察に「暴力をふるわれそうになった」と虚偽の被害届を提出しました。そのときに自分の周りの人間を使い、嘘の目撃者も仕立て上げていました。

BさんはLINEメッセージで「お金を払えばすぐに被害届を取り下げてあげる、払わないなら台湾で働けなくしてやるヨ」とAさんを脅しました。

警察に呼び出された日本人Aさんは、容疑を否認し事実無根で証拠もないため、もちろん逮捕も勾留もされませんでした。

こうなった場合、警察に何度も呼び出されることになるため、早口の中国語で相手から捲し立てられ、時間も精神力も奪われることにはなります。

むしろきちんと話を聞いてくれ即時に勾留されなかっただけ、この管轄の警察署はまともでかなり運が良かったのでは?
もし本当に勾留されていたとしたら、弁護士もつけないといけないし「認めて和解金を支払ったほうが早いよ」と言われたりしますからね。

Aさんにも悪いところがあったのかもしれないですが、こういうやり方はやはり卑怯だと感じました。ちなみにBさんは日本が大好きで留学経験もあり、日本語を流暢に話せる人なんですよね〜。

結局、Aさんから和解金を取ることができなかったBさんは、共通のあらゆる知人をLINEグループに招待して「あいつに酷い目にあったの〜」とアピールしました。

周りの日本人のほとんどはBさんの嘘を信じ「Bさんがカワイソウ!Aが悪い!」と言っていましたが、一部は「なんかおかしくない…?」と疑問に思ってBさんから距離を置くように。

裕福だと思われていると嫉妬もあるので、人間関係に軋轢が生じた場合になにが起きるか分からないものです。表面的なところに騙されてはいけないなぁと思ったのでした。

疲れは取りたいけど…台湾マッサージ店

お金の抜き取りとセクハラ(性的被害)に注意です。自分で貴重品ロッカーに入れるタイプの管理方法のお店ばかりとは限らないので、お金はお財布にあまり入れないようにしましょう。

しょこ
しょこ
台湾ドルだけでなく1000元札3枚分の価値のある日本の諭吉も狙われやすいです。

台湾マッサージは、中国語や英語が話せない日本人女性、特に女性ひとりのときはセクハラに警戒を。はっきり言って女性ひとりは危ないです。

全身マッサージは個室や仕切りのある部屋に入ることになるので、もし受けたいなら女性を指定するのが基本。それでも途中で交代することもあるので安心はできないですが…。

日本のアダルト動画を間に受けている台湾人男性も残念ながらいます。親しくしていた台湾人男性にも「悪い人はいるから気をつけてね」とかなり念押しされました。

私はマッサージといえど、他人に全身をベタベタ触られたくないので、足のマッサージ以外は滅多にお願いしません。
カッサを使う頭部と頸部のマッサージをオプションで付けたときは、ベテランのおばちゃんを指名しました。

しかし男性と行くとほぼ100%、私はおっちゃん、男性はおばちゃんが担当することになるのが謎です。足だけだとセクハラの気配もないですけどね。

夜市はぼったくりやスリに注意

「台湾は治安が良いし、ぼったくりもないから安心」と考えるのはNGです。けっこうあります。

観光客へのぼったくりが台湾のイメージを損なうとして対策を政府に求める会見が開かれたこともあります。
こちらの会見では、夜市のぼったくりについて提言されていますが、タクシーやレストランでも可能性はあります。むしろ夜市の高額カットフルーツはかわいい部類に入るかと…。

治安が悪い国や地域のように、子どもが数人寄ってきて金品を盗ったりカバンの紐を切って強奪するというようなことは台湾ではありません。

ただ、日本人ばかりを狙うスリ集団が検挙されています。ジッパーの付いていないハンドバッグやトートバッグはNGです。お財布を見えるところに入れていると、簡単にスラれてしまいます。

ひとりタクシーは今でも少し不安

ひとりでタクシーに安心して乗車できるのは、私は離島の澎湖(ポンフー)のみです。数年前はメーターもないのがふつうで言い値でしたが、それでも澎湖は親切な運転手さんにしか当たったことがないです。

台北では、乗車してホテルの名前を告げると「2000元だ!先払いしろ!」とふっかけられそうになったり、メーターを倒さないので指摘することが何回もあったりしました。

今は女性のタクシードライバーも増えており、「日本人が乗ったらね、Google翻訳で会話するんだよ」と嬉しそうにしてくれる人、日本の歌を披露してくれるおっちゃんもいるので、怖いなと思うことは減りました。

一番気をつけているのは高雄です。大きなトラブルは経験したことがありませんが、目的地までの途中で檳榔やドリンクを買いに行ったりされましたw

中国語が流暢な可愛い日本人の女の子が「高雄のタクシー運転手と会計で揉めて怒鳴られて最悪だった〜台北とは違う」と言っていました。

台湾のタクシー運転手とは喧嘩するのは…やめておいたほうが良いでしょう。

まとめ

警察沙汰になるような大きなトラブルに巻き込まれることは少ないですが可能性はゼロではないので、台湾では外国人であり立場が弱いのだということを頭に入れておかなければなりません。

日本人は裕福という認識だから狙われるというより、日本語しか話せない人のほうが多く、ふわふわ〜としていて何も言い返せなさそうと思われているようにも感じます。

セクハラに関してはマッサージ店だけではなく、若い日本人の女の子が、共通の知人の台湾人男性(既婚者)に言い寄られて襲われそうになったことが3度あり、日本人女性=都合の良い女と考えているのかもしれないと怒りがわきました。

「行きつけのお店の人だから」「奥さんも顔見知りだし」というような安心は禁物です。彼らにはそれは重要ではありません。

台湾の方はとても親切で優しすぎるくらいなので、信用しないで警戒するというのは心が痛みますが、身を守るためには多少は仕方ない部分もあるかなと思います。

ほかには、ビザなしで住む日本人も信用できないと思っています。海外に出た人の中には「同じ日本人が一番の敵」と言う人もいますが、けっこう頷けてしまいます。

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