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台湾では台風の日にカップラーメンを食べる習慣がある!?台湾のおすすめカップ麺も紹介

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台湾では台風の日は夕食や夜食としてカップラーメンを食べる人がとても多いです。

台風の影響で断水になることが度々あるため、調理・片付けができなくなるということがその理由のひとつ。ほかには台湾の住宅事情が関係しています。

台風の夜、Facebookで"本日のごはん"というように、カップラーメンの写真を投稿する台湾人の友達が続出します。

「台湾って台風の夜はインスタントラーメンを食べるの?」と質問したら、「台風の日はカップラーメンだよ!本当!」とコメントとともに、買い込んだインスタント食品とお菓子の写真でみんなが教えてくれました。

台湾の台風と備え

台湾は台風が直撃しやすく、その影響をもろに受けます。

木が倒れたり、看板が吹き飛んだり、ガラスが割れたり、ポストが曲がったり(!)、断水、水が茶色く濁ることも…。

台風が接近すると、カップラーメン、パン、お菓子、飲み物などを買い込むため、前々日あたりからスーパーのレジには長蛇の列ができます。

台湾には、学校はもちろん会社も休みになる颱風假(タイフォンジャー)という自治体ごとに発令される台風休みの制度があり、買い込んだ食品はその間の食事やおやつとなります。

台風休みは、電車が止まっても「どうにかして来い」が暗黙の了解にある日本の勤め人にとっては羨ましいかも?

会社員時代、自腹タクシーで通勤していた上司もいたな…としみじみ思い出しました。私は遅延証明書をもらって堂々と遅刻して行く派です。

台湾の賃貸物件はキッチンなしが多い

台風時には、国民全員がカップラーメンを食べる、というわけではもちろんなく、スーパーでは生鮮食品を買い込む家族連れの姿も見かけました。主婦のカンからして、おそらくカレー率が高かったです。

よく台湾の賃貸物件は家具家電付きで安いといわれます。

確かに身軽になれるというメリットがあるものの、その代わり日本の物件と大きく違う点がほかにもあります。

ひとり暮らし向けの部屋には、キッチンがない!ということです。日本はワンルームや1Kでも、ミニキッチンが付いている部屋がほとんど。

台湾はその逆で、通常ひとり~ふたり暮らしをする際に借りる部屋にキッチンは付いておらず、部屋+バスルーム(トイレ・洗面台・シャワー)のみです。

私の暮らした部屋は、洗い場はバスルームだけだったので、お茶を飲んだコップ類も、トイレで洗うことになるのは、ちょっと良い気分ではありませんでしたね(;´∀`)

不思議なのは、部屋3つ、バスルーム2つあるのにキッチンなしという賃貸物件がそこそこあること。

ふだん手軽に外食ができる環境なので暮らせないことはないですが、台風等の悪天候時は本当に困りものです。

暴風雨の中では外に出ることができないし、もし無理やり外出したとしても、悪天候で開いているお店はほとんどありません。

カップラーメンを食べる習慣があるというよりも、それしか食べるものないというのが本当のところ…。

私のお気に入り台湾カップラーメン

中国語でインスタントラーメンのことは泡麵(パオミエン)といい、日本と同じくらい種類豊富です。台湾にもセブンイレブンやファミリーマートがあるため、常にではないですが日本のカップラーメンが並んでいることも。

私が好きな台湾ぽいカップラーメンは滿漢大餐(マンハンダーツァン)です。台湾グルメのひとつ牛肉麺~!

台湾セブンイレブン・スターバックス、黒猫宅急便(ヤマト)、博客來(台湾の通販サイト)などを運営する統一企業の商品です。

具入りのレトルトパウチ入りのため、調理するときに必ず指がベタベタになりますが、小さいかたまり肉が入っています。

ただ人気があるものの、けっこう好き嫌いがわかれるメニューだと思います。もちろんお店には全然及ばないですが、インスタントでもそれなりに美味しいです。

とある台風の日のカップラーメンの夕食

台湾セブンイレブンで、滿漢大餐の麻辣鍋(ピリ辛)味を買ってありました。

こちらを調理し、洗って蒸したヤングコーン&トマトを入れてできあがり!

野菜を加えることでほんの少し健康的に仕上げました。なかなか食べ応えがあって美味しかったですよ〜!ただトマトは切ることをおすすめします(笑)

台湾のインスタントラーメンは、日本人からすると麺がイマイチかもしれません。台湾では生麺食感のものはあまり見かけず、昔からのフライ麺が主流でした。

独特の風味があるので、お土産にするのなら、台湾の牛肉麵が好きな方に渡すのが良いと思います。

台湾のカップラーメン事情

台湾のスーパーやコンビニの棚には、ズラッと色々な種類のカップラーメンが並んでいます。日本や韓国からの輸入品もありますが、日本のカップラーメンは少し割高で倍以上の価格。

安く買える台湾のカップラーメンにも美味しいものとまずいものがあり…。日式豚骨と書いてあっても全然日本の風味と違うものだったりします。失敗を重ね、なんとなく見分けられるようになりました。

拉麵道(ラーミエンダオ)という日式ラーメンシリーズは量もちょうど良く、けっこう美味しくて当たりでした。3個セットを全聯福利中心(台湾の大手スーパー)でリピート購入。

辛い食品が好きなので、コンビニで買えるトムヤム春雨や日清のトムヤムヌードルもお気に入り。

大乾麺は、カップが2個重なったつくりで別途スープが作れます。スープなし麺だからスープ付きにしよう!というところに台湾の食文化を感じます。

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