台湾在住者・台湾リピーターの2ヶ月に1度のお楽しみ!?レシート宝くじ。
レシートにくじがついている理由は、なにやら脱税防止のため…ということらしいのですが、政府もうまいこと考えましたね〜。
レシートはゴミ箱へポイする前に、念のため当選確認をしておきましょう。もし当たっていれば、日本在住の旅行者でも当選金が台湾で受け取れます!
買い物をしてレシートをもらうだけで、最高1000万元(約3600~3700万円)が当選するかもしれないという、消費者にとっては素敵システムなのです。
正確には…
- 5等以上…印紙税0.4%
- 4等以上…印紙税&所得税20%
税金が別途かかるので、受け取り額は日本円に換算して今のレートで2900万円台くらいになります。それでもかなりの高額ですよね。
とはいってもやはりそう簡単には当たらない。200元が1~2枚当たれば良いほう…。
しかし思いのほかツイているときもあるようで、合計で1800元(約6600円)当たっていたときにはちょっとびっくりしました!興奮して10回くらい見返したほど(笑)
友達の間では、最高で3等の1万元が当たったことがあるということを聞いたことがあります。確率は低くてもゼロではないので、ぜひ確認してみてください♪
最新情報
2019年から「郵便局での換金」はできなくなりました。
その代わり5・6等(現金1000元まで)は、台湾のコンビニ(7-11・全家/ファミマ・OK・萊爾富)・全聯、美廉社などのスーパーで換金または商品券として利用可能です。
現金への交換時間は、9:00~23:00までとなっています。
当選発表は?|年6回・奇数月の25日
台湾財政部のサイトから確認ができます。
最新|2019年9月・10月分
もし当選していたら、2019年12月6日~2020年3月5日までの間に、台湾で換金か使用して下さいね☺
この記事の更新が遅れていたときには、公式サイト上部の「統一發票中獎號碼」をクリックして最新の月をご確認ください。
首頁 > 公告訊息 > 統一發票中獎號碼 > 統一發票中獎號碼
公式アプリもできましたが、携帯電話番号とパスワードでのログインが必要なので、台湾在住の方向けです。
台湾のレシート宝くじの見方は簡単!
中国語で書いてあるから分かりにくいだけで、見方自体は日本の宝くじと変わりありません。
例:2017年5月25日の当選発表(2017年3ー4月分のレシート)はこちら。
各賞について
- 特別賞…1000万元(8桁の数字がすべて一致)
- 特賞…200万元(8桁の数字がすべて一致)
- 頭賞…20万元(8桁の数字がすべて一致)
- 2等…4万元(頭賞の番号の下7桁が一致)
- 3等…1万元(頭賞の番号の下6桁が一致)
- 4等…4000元(頭賞の番号の下5桁が一致)
- 5等…1000元(頭賞の番号の下4桁が一致)
- 6等…200元(頭賞の番号の下3桁が一致)
- 増開6等…200元(発表の3桁の数字が一致)
分かりやすい当選確認方法
近年は電子化が進んできているものの、結局のところ、旅行者の方やそんなに買い物をしないタイプの人には、アナログな方法が一番分かりやすくてスムーズだと感じます。
※セブンイレブンなどのQRコードがついているレシートについては、読み込んで判別するスマホアプリがあります。
まず、レシートを年月できちんと分けておきます。前回発表のものが混じっていたり、次回発表分だったりするので気を付けます。
そして当選番号を見ていきます。まず下3桁のみチェックしていくので作業自体はかなり早く進みます。
大量にあるレシートもすぐハズレシートとしてはけていく…。
「やっぱり当たらないかなぁ」と思いつつ見ていくので、当たりが混じっているとかなりテンションが上がります。
特別賞・特賞のレシート内訳が楽しい
また、どこのお店が発行したレシートが特別賞・特賞なのか、どんな買い物をしたときなのかという一覧も後から確認できるのが面白いです!
こちらは、2017年1-2月分の特別賞。
頭のアルファベットの部分の違いもあるのを忘れていて、ずっと当選は1枚だけだと思っていました!この回は17枚もあるのか。
ガソリン4元とかコピー8元という買い物で、なんと1000万元(※税金がかかる前)当選しちゃうんですから…。
人生ってどこでなにがあるのか本当にわからないものですね。そしてきっと当たっているのに、捨てたり見なかったりして当選を知らない人もいるんだろうなと思います。
外国人旅行者もOK♪当選金受け取り方法
レシートの裏側に名前・住所などを書く欄があるので、指示通りに記入し、確認が終わるとその場で当選金が受け取れますよ〜!2018年12月29日から郵便局での換金ができなくなりました。
2019年からの換金場所まとめ
- 第一銀行、彰化銀行、全国農業金庫
- 信用協同組合、農業/漁業信用部
- コンビニエンスストア(台湾セブンイレブン・ファミリーマート・萊爾富・OK)
- スーパー (全聯、美廉社)
- 統一發票兌獎アプリ
上記コンビニとスーパーでは、5・6等のレシートを商品券として使うことができます。コンビニでは、ICカードへチャージしてもらうことも可能です。
換金したときの様子
- 何月分のレシートか
- 金額
- 名前
- 統一番号(なければパスポート番号)
- 電話番号
- 住所
私が台湾で暮らしていたときは、郵便局が主な換金場所だったので、郵便局の窓口で手続きしていました。
上記をあらかじめ書いてから行きました。上ふたつは書かなくても別に良かったと思います。レシートを渡したら、ニヤッと微笑まれたな~(笑)
1000元当たっていたときは税金として「4元出して!」と言われ支払いました。一番当選確率が高い6等200元の当たりレシートには税金はかかりません。
1000元以上が当たったのは初めて!
今まで、最高は5等の1000元が1枚と、6等の200元が4枚当たりました。 5等以上はなかなか珍しいらしいのでめちゃめちゃ運が良かったです。
ちなみに1000元が当たったレシートは、セブンイレブンで49元セットを買ったときのものでした。意外に少額のときほど当たるんですよね〜
レシートが要らないときはどうするか
当選してもほとんどの場合は200元。当選発表後、換金可能期間内に台湾へ行く機会がないなら、持って帰るよりも現地に還元したほうが良いかもしれません。
レシートを寄付する箱に入れる
募金箱ならぬ、募レシート箱があります。意識していないので、見た記憶が出てこない。暮らしていた澎湖(ポンフー)では、文房具屋さん(本屋さん)にあったような。
ほかにあるとしたら、全聯福利中心など大きめスーパーのレジ横や出入り口付近でしょうか。台湾人はレシートでも現金でも寄付をけっこうしている印象です。
しかしなにやらこの箱にもニセモノがあるらしいと台湾人から聞いたことがあるので、もし自分が入れた箱がソレだったら悲しいなぁ…と思いました。
きちんとした店舗に設置されているものは大丈夫なはずなので、そちらへ入れるようにします。
台湾人にあげちゃう
私もしばらく台湾に来ないときに、台湾の友達にあげたことがあります。
「当たったら恵まれない子どもたちへ全額寄付するね!」と言っていたなぁ。その横で共通の日本人の友達が「ぜったいしないでしょw」とつっこんでいましたが(笑)
とりあえず、とても喜んでくれると思います。
買い物だけで夢が見られるレシート宝くじ
日本では「買わなきゃ当たらない」と言われる宝くじですが、台湾ではわざわざ買わなくても日常の買い物だけでも夢が見られますね。
台湾にも買う宝くじはありますが、私は特別なことがない限り宝くじは買わない派なので、これからもひっそりとレシートで楽しみます。