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[縁結びと神話]出雲大社で体感したご利益とお守り|御朱印の金額・参拝方法まとめ

[縁結びと神話]出雲大社で体感したご利益とお守り|御朱印の金額・参拝方法まとめ

出雲大社は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀った古社で年間250万人が参拝に訪れます。日本で縁結びといえば出雲大社というくらい有名な神社ですね。

日本一の縁結びパワースポットといっても過言ではないと思います。

私の場合は、はじめての参拝(縁結大祭)から1年後に夫と出会い3年後に結婚しました。

20代後半は、体調面が優れず手術を複数回受けたり、恋愛や結婚はしたいけど無理かな…というなかなかの最悪な状態。ずっとひとりで地味に生きていくか〜と諦めていましたが、今は落ち着き毎日穏やかに過ごせています。

 

大国主大神は、因幡の白兎に治療法を教えた説話や、少彦名命と共に病気の治療法を定めた(日本書紀)ことから、医療の神様でもあったことを後で知りました。

 

縁結びに関しては、それまでにも女友達とたくさんの神社へ参拝したので、一体どちらの神さまのご利益なのかは言い切れないところはあります。

 

最終的には、台湾・台北の迪化街(ディーホアジエ)「霞海城隍廟」の月下老人にお参りしたのち、やっとご縁に恵まれたという実感がありました。

台湾へ行くきっかけになったのは職を失って時間とお金ができたからですが、それは出雲大社の縁結大祭の参列から半年後の出来事でした。

もとをたどれば、失うことは縁を結ぶための流れのひとつで、ご利益があったということかなと思います。

 

ふと気になって、縁結大祭に関して調べてみたら今は4日間もあり驚きました!臨時もあるって…なんかすごい。

私が参列したときは、事前申込が必要なのは同じですが倍率も高くなく、実施は1日だけで特別な祈祷料(現在は5,000円)も必要なかったような気がします。

 

今の若い世代は恋愛に消極的で結婚願望がないとか言われていますが、そんなことはないはず。知り合いの20代前半くらいの若い人たちは、私の世代と全然違いw、穏やかで優しい本当に良いコばかりなので、きっと良いご縁に恵まれると思います。

 

先月、出雲大社へ3度目の参拝に訪れました。今回は美保神社への参拝もしたので、念願の「両参り」が叶いました!

そちらを含めて、島根旅行に関してあと5〜6記事くらいにまとめていくので、お付き合い頂ければ嬉しいです。

 

出雲大社へのアクセス方法

大阪・神戸方面からの行き方と、名古屋からの行き方の詳細について別記事にまとめました。JR出雲市駅から出雲大社までのアクセスについては、両方の記事にまとめています。

 

私は大阪在住なので、JRのこだま&やくも指定席往復きっぷというお得な企画きっぷを利用しています。西日本豪雨の影響で運休していた特急列車やくも は、8月1日から運転再開とのこと。

名古屋に住んでいる気持ちで、出雲大社への行き方をまとめてみました。

出雲大社と名古屋はけっこう距離がありますね。名古屋空港(小牧)までが近い方なら、日によっては価格がお手頃な飛行機が一番便利と感じました。

 

恋多き主祭神と出雲神話が面白い!

主祭神:大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の後を継いで国づくりに尽力しました。国ゆずり後は、目に見えない縁を結ぶ役割を担っています。

旧暦の10月、全国の神々が大国主大神のもとへ集まり、さまざまなご縁の結びごとを話し合う神さまの会議が行われるということから、縁結びの信仰が生まれました。

 

また、複数の女神と結婚した恋多き神さまです。

出雲大社には、大国主大神の正妻 須勢理毘売命(すせりびめのみこと)も祀られていますが、試練や苦難を乗り越えて結婚したときには、すでに最初の妻 八上比売(やがみひめ)と子どもがいました。

 

その後も夫の大国主大神は、次々とほかの女神と関係を持つので、正妻としては面白くなく、よくケンカをしていたそうです。嫉妬深い女神とされていますが、その分愛情深いともいえます。

ただ、八上比売はそんな正妻のことを恐れて、生まれた子どもを木の股に挟んで置き、因幡の国へ帰ってしまいました。

 

美保神社には、大国主大神の最期の妻である三穂津姫命(みほつひめのみこと)、神屋楯比売(かむやたてひめ)との間の息子、事代主神(ことしろぬしのかみ)が祀られており、出雲大社と両参りするのが良いといわれています。

 

大国主大神は「だいこくさま」、事代主神は「えびすさま」とも呼ばれていることからとても縁が深いことが読み取れますね。両社は70km離れているので、玉造温泉に泊まるのがおすすめです。

 

因幡の白兎の神話

出雲大社には、可愛らしい白うさぎの像がたくさん!

歴史書「古事記」には、出雲を舞台とする神話が数多く記されています。因幡の白うさぎの説話は誰もが一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 

出雲には大穴牟遅神(おおあなむじのかみ)※のちの大国主大神 がいて、八十神(やそがみ)というたくさんの意地の悪い兄神に囲まれて暮らしていました。

 

ある日、兄神たちは因幡の国の美しい女神 八上比売(やがみひめ)のもとへ求婚しに出かけます。大穴牟遅神は荷物持ちとして先を行く兄神を追いかけている途中、傷だらけの姿でうめいている白うさぎに出会います。

 

この白うさぎ、ワニザメをだまして隠岐の島から海を渡ったところで「ウッソだぴょ〜ん」とワニザメを挑発して嘘がバレてしまい、毛皮をむしられ赤裸にされてしまっていたのです。

 

意地悪な兄神たちは、「海水で身体を洗って太陽の光に当たるのがよい」と嘘を言ってからかい、それを信じた白うさぎは傷が悪化し、涙も枯れはて動くことができなくなっていました。

 

大穴牟遅神は、「川の水で身体を洗って、蒲の穂の花粉を付けなさい」と正しい治療法を教えます。するとたちまち毛が生えて元どおりの姿に戻ることができました。

喜んだ白うさぎは、「八上比売は大穴牟遅神と結婚するだろう」と予言します。その予言の通り、八上比売は兄神たちの求婚を受けず、大穴牟遅神を選びました。

 

兄神たちの逆恨み

八上比売にフラれた兄神たちは激しく嫉妬し、大穴牟遅神を葬り去る計画をたて、大穴牟遅神は二度命を落としてしまいます。

二度目に母の力で生き返ったとき「このままでは命がいくらあっても足りないわ」と悲しんだ母は、家屋の神さま 大屋毘古神(おおやびこのかみ)のもとへと逃がしました。

 

それでも兄神たちは居所を突き止めて威嚇してくるので、大屋毘古神は根の国の素戔嗚尊(すさのおのみこと)のもとへ行き助けてもらうように言います。

 

古事記では、大穴牟遅神は素戔嗚尊の六世の孫と記されていますが、ほかの書物では子どもだったりまたは血縁関係はないともされ、神話の上でとても複雑です。

 

正妻との出逢い

根の国へ逃げた大穴牟遅神は、素戔嗚尊の屋敷へとたどり着いたところで、素戔嗚尊の娘、須勢理毘売命(すせりびめのみこと)と出逢いひとめぼれで恋に落ちます。

 

しかし、素戔嗚尊はよく思わず、数々の試練を大穴牟遅神に与えます。

蛇だらけの部屋やムカデと蜂がいる部屋に泊まらせたり、矢を原っぱへ取りに行かせたところで火を放ったり、髪のしらみを取るように言ってムカデを仕込んでいたり…。しかしすべて須勢理毘売命や動物たちに助けられて無事でした。

 

ここで本気になった大穴牟遅神は、眠った素戔嗚尊の髪を柱へくくりつけ、大刀・弓矢・琴を盗み、須勢理毘売命を抱えて駆け落ちします。

 

目覚めた素戔嗚尊がふたりを追いますが時すでに遅し。渋々ながら婿として認め、これからは大国主大神と名乗り、自分の後を継いで国造りを進めていくように命じました。

 

国造りを終えた大国主大神は、国を譲り(ここでもいろいろある)出雲の国々を見守り続けています。

 

いつも神社についてまとめるときには、ご祭神についてや説話も本などで調べていますが、特に神話はドラマチックで面白いと感じました!

神さまについて知ろうとすることで、より御利益をいただけると聞いたことがあります。人間が作った話といえばそれまでですが、今も昔も神さまも変わらないんだなぁとニヤニヤしてしまいます(笑)

 

それにしても、結婚してすぐに夫と離ればなれの生活になり、夫の帰りを待ちわびていたのに、その間に夫は違う女神と結婚、正妻の座から身を引き因幡の国へ泣く泣く帰っていった八上比売(やがみひめ)が…かなり不憫です…。

正妻の須勢理毘売(すせりびめ)も夫の女性関係に悩まされていたものの、仲直りして仲睦まじく暮らしたそうです。

 

参拝|勢溜の大鳥居(二の鳥居)

勢溜(せいだまり)広場に立っている木製の大鳥居です。二の鳥居ですが、一番一般的なお参りの出発地点となっています。

鳥居付近は写真の通り、工事中でくぐることができなかったので横から進みました。

出雲大社では、平成20年から60年ぶりとなる平成の大遷宮が行われています。現在は第2期工事が平成28年4月~平成31年3月まで予定されています。

 

参拝|祓社 (はらえのやしろ)

御祭神:「祓戸の神」祓戸四神

  • 瀬織津比咩神     (せおりつひめのかみ)
  • 速開都比咩神     (はやあきつひめのかみ)
  • 気吹戸主神         (いぶきどぬしのかみ)
  • 速佐須良比咩神  (はやさすらひめのかみ)

祭日:6月30日・12月31日

二拝四拍手一拝(二礼四拍手一礼)でお参りします。罪やけがれを祓い清めてくださるとされています。

 

勢溜の大鳥居(二の鳥居)をくぐって少し先の東側に位置するお社です。昔はじめて参拝したときは、全く気付かずに通り過ぎてしまっていました。

 

祓の社の少し先の東側の奥まったところには「浄の池」があります。ちょうど、紫陽花が咲いており、とても綺麗でした。 

記念撮影にもぴったりの場所ですね。そして参道に戻ると、祓橋と奥に立つ中の鳥居(第三の鳥居)が見えてきます。 

 

参拝|中の鳥居・御神像

祓橋を越えると、鉄製の第三の鳥居が立っています。松の木が立ち並ぶ参道です。

この「松の参道」には、樹齢400年を越えるほどの古い木もあります。神さまの通り道なこと、松の根を保護するために真ん中の参道は通行禁止となっています。

 

松の参道を抜けると、東と西の両側に神話をモチーフとした御神像が現れます。

東側にはムスビの御神像

大国主大神が「結びの神」となる場面を表しています。

 

西側には御慈愛の御神像

因幡の白兎を助ける場面です。うさぎがちょこんと座っていますね。

 

参拝|銅鳥居・牛馬舎

手水舎(てみずしゃ)で手と口を清めたら、青銅でできた銅鳥居をくぐります。

国指定の重要文化財です。

銅鳥居のすぐ左手にたつ牛馬舎には、神さまのお使いの神馬と神牛の銅像があります。

神馬は子宝と安産、神牛は勉学のご利益があるといわれ、撫でられてツヤツヤしています。

 

参拝|拝殿と八足門にてお参り

重さ約1t、長さ約6.5mの注連縄(しめなわ)が印象的な拝殿です。こちらでも二拝四拍手一拝でお参りをします。

御本殿の正面から一番近いのは、こちらの拝殿ではなく、奥の八足門です。

御守所が隣にあります。通常はそこから先へは入れません。御本殿内には、皇族の方々でも立ち入ることができないそうです。

 

八足門へ参拝したら右へ進み、反時計回りに摂社・末社へ参拝するのが良いといわれています。

 

また、大国主大神は御本殿内で西を向いて鎮座されているので、拝殿や八足門からでは神さまの横からお参りしているということになります。

西側の「御神座正面拝礼所」にて正面でお参りすることができます。こちらの案内が目印になります。

 

参拝|本殿瑞垣外の摂社・末社 

東十九社 (ひがしじゅうくしゃ)

御祭神:八百萬神 (やおよろずのかみ)

祭日:3月28日・旧暦 10月11日~17日

旧暦の10月、全国の神々が大国主大神のもとへ集まり、さまざまなご縁の結びごとを話し合う神様の会議が行われます。その際の神様たちのお宿にあたります。

出雲では神々の集う旧暦の10月を神在月(かみありづき)と呼び、神在月の期間は19ある扉がすべて開かれます。

 

釜社 (かまのやしろ)

御祭神:宇迦之御魂神 (うかのみたまのかみ)

祭日:3月28日・11月23日

 

素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子、伏見稲荷大社の主祭神でありお稲荷さんとして広く信仰されている神さまが祀られています。食物を司る神さまです。

 

素鵞社 (そがのやしろ)

御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)

祭日:1月28日・10月6日

大国主大神の親神さまであり、正妻の須勢理毘売(すせりびめ)の父親でもある素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています。

御本殿の真後ろに鎮座し、より厳かな雰囲気を感じます。

 

氏社 (うじのやしろ)

ふたつあり、主祭神の大国主大神と対面するように祀られています。出雲大社の宮司家の祖先神。

 

①北側

御祭神:天穂日命 (あめのほひのみこと)

祭日:3月28日・4月1日・11月17日

 

なんと、現在の宮司さんは第84代の直系の子孫にあたるとのこと。

 

②南側

御祭神:宮向宿彌命 (みやむきのすくねのみこと)

祭日:3月28日・11月17日

 

天穂日命 (あめのほひのみこと)の17代末裔。

 

参拝|神楽殿

日本最大級の注連縄(しめなわ)が圧巻の社殿です。長さ約13.5m・胴囲約8m・重さ約4.4t !出雲大社では左側が神聖とされるため、左から綯う「大黒締め」が特徴。

270畳ある広間では、結婚式やご祈祷が行われます。私は神在月の夜神楽特別祈祷の際に、中へ入ったことがあります。

 

お守りとおみくじ

えんむすびのお守り。

昔、女友達の間で「〇〇色が一番効果があるらしい!」とけっこう話題に上りました。何色だったかは忘れてしまいましたが…。

私は、神在月の夜神楽特別祈祷で縁結びをお願いしたときと参拝の2度で3種類とも揃いました。

 

「お守りは1年で新しくしましょう」という話はよく言われていますが、私はお気に入りのものはずっと持ち続けています。

効き目がなくなるというのはないと思います。昔の人もずっと同じお守りを大切にしていた人が多かったそうですね。ただ、壊れたときやもうお返ししないととふと思ったときには、納めています。

 

平成の大遷宮の期間限定お守りをいただきました。

健康が一番大切、ということで壮気健全御守です。

 

おみくじは100円を箱へ納めて選ぶ方式。

大吉や凶などの吉凶は書かれていません。出雲大社と西宮神社のおみくじはよく当たるというか、神さまのメッセージが的確で驚くことが多いです。

 

御朱印

御本殿のものは、御守所から振り返ったところで受付しています。

神楽殿でも授かれ、そちらはまた別の印・文字なので御朱印集めがお好きな方は両方どうぞ。

 

金額が決まっておらず、お気持ちを納める形式です。御朱印の相場は300円くらいでしょうか。今回500円を納めたのですが、「お釣りも出せますよ」とのことでした。

 

出雲大社参拝まとめ

とても広くお参りするところがたくさんあるので、下調べなしで行くと、どこへ参拝したらいいのか分からない…となるかもしれません。私もブログを書いていなければ、あまり深く考えていなかったと思います。

 

  • 二拝四拍手一拝(二礼四拍手一礼)で参拝する
  • 祓社 (はらえのやしろ)にて心身のけがれをはらう
  • しめ縄のかかっている拝殿や神楽殿ではなく、八足門が御本殿に一番近いのでお参りを忘れずに
  • 西側の「御神座正面拝礼所」にて主祭神の正面でお参りすることができる

 

もし参拝をし忘れていた、気づかなかったところがあったとしても、ご利益がないということにはならないと経験上から感じているので、落ち込まないで大丈夫ですよ〜!またゆっくりと参拝に訪れましょう。 

 

オオクニヌシとオオモノヌシ 

出雲大社の御祭神、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は別称がたくさんあり、そのうちのひとつが大物主神(おおものぬしのかみ)です。

 

大国主大神と一緒に国づくりを行っていた少彦名神が常世の国へ帰ってしまい、これからどうやって国づくりを進めていけばいいのか困っていたところに、大物主神が現れて自分を祀るようにと進言し、国づくりを共に完成させました。大国主大神の和魂といわれています。

同じ神様だけども、違う別の神様でもある…と解釈しています。大物主神は祟り神としての側面もあるのである意味強力です。

 

大物主神は、大神神社、香川県の金刀比羅宮、そして京都の安井金比羅宮の御祭神でもあります。 安井金比羅宮は、Twitterで定期的に話題になっていますね。出雲大社の縁結び、安井金比羅宮の縁切りはつながるものがある気がしてなりません。

先月、また体調が悪くなり、地震もあったりで精神的に不安定でした。それが出雲大社の参拝中、小雨に濡れているうちにすっきりとしてきて身体が軽くなりました。

突然出かけることになったこともあり、もしかして大国主大神(大物主神)に呼ばれたのかなと思ったりも。婚活だとしたらマッチングした!みたいな感じ…?

スピリチュアルな世界のことは全然分からないですが、古代からの神さまの存在は日本人として感じますね。

 

神話はとてもややこしいですが、調べていると面白くとても興味深いです。御利益のみを求めてお願いをしに行くだけでなく、神話や成り立ちを頭に入れておくと、より良いお参りになると思います。