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うちごもりでライティングが仕事の30代主婦が台湾(澎湖)・神社参拝・その他をまとめている雑誌系趣味ブログです。

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【台湾】澎湖(ポンフー) 風茹茶の機能性と買えるお店は?|健康ハーブティーと石けんを収穫から手作り

【台湾】澎湖(ポンフー) 風茹茶の機能性と買えるお店は?|健康ハーブティーと石けんを収穫から手作り

風茹茶(フォンルーチャー)は、澎湖では子どもからおとなまで知っている、昔から愛飲されてきたハーブティーです。澎湖茶とも呼ばれ、ティーバッグ・ペットボトルで販売されているので、手軽に試せます。 

 

風茹草というキク科のハーブを収穫した後、洗浄・天日干しで乾燥させて利用します。風茹草の日本名は、セリバノセンダングサ。

沖縄でも同じ仲間のセンダングサが薬草としてハーブティーや、化粧品の原料として活用されていますよ〜!

 

私も澎湖に自生している野生の風茹草を実際に収穫から乾燥、お茶にするまで作ってみたことがあります。

そしてそれを使って風茹茶石けんまで作りました!マスキングテープもそうですが、ハマるととことん沼ります(笑)

 

私と同じ世代の澎湖人に風茹草について聞いてみたら、「子どものときによく摘んで遊んだね〜」というようなことを言っていました。私の中のイタドリ的な存在かな? 

紅茶コーディネーター・健康茶マニア・自分で作る手づくり石けん愛用者の私がハマった澎湖の風茹草についてまとめました。台湾本島でもほぼ流通していないので澎湖のお土産としてもおすすめです。

 

風茹茶(澎湖茶)について

澎湖は離島のため、山などの遮るものがなく風が強く吹き抜けます。塩害もあり、通常のお茶の樹(カメリアシネンシス)の育成には適していません。

 

そのため風茹草をお茶の代用品として用い、習慣的に愛飲してきた歴史があり、体にこもった熱を取りのぞくとされています。

 

風茹茶(澎湖茶)の風味は?

煮出した色味は発酵させたウーロン茶のような色。

台湾茶のような「茶葉のお茶」ではなく、どくだみ茶や杜仲茶のような少し独特の健康茶に近い風味です。ふだんからハーブティーを常飲しているなら、美味しいと感じると思います。

 

ただそこまで強いクセはないので、比較的飲みやすいですよ。真夏の暑い中でいただくと、特に美味しく感じます。

 

ペットボトルでの販売は、無糖と砂糖入りがあります。私はふだんからお茶は無糖派ですが、こちらは紅茶のような感覚で飲めるので、甘い風茹茶もけっこう好みでした。 

 

野生の風茹草を収穫してから乾燥まで

実際に風茹茶の販売に関わっていた澎湖の地元民に、野生の風茹草がどんな風に生えているか、どんなハーブなのか教えてもらいました。

雑草…??(←失礼)

「ここは絶対に現地の人しか分からないだろう…」と思うような、サボテンと崖にはさまれた小道を歩いて上っていくと一面緑の原っぱへ到着。

 

生えている場所はたくさんあるそうで、そのうちの3箇所教えてくれました。ひとつは有名観光スポットの近くで、ほかは崖の近く。

 

はじめはどれなのか全く分からなかったのが、ひとつまたひとつと、だんだん風茹草が見分けられるようになっていきました。キク科なので、小さな黄色い花が咲いているのが目印。

 

鎌を片手にザクザク根元を掘り返して収穫していきます。これがけっこう楽しい作業で、気がつけば日が落ちていました。

帰りには綺麗な夕日も見られて、とても貴重な体験でした。万が一足を踏み外せば崖の下、よくてサボテンの上に落っこちることになるので怖くもありましたけどね…。

 

摘んだ風茹草は、流水で洗浄し土や汚れを落とします。その後、天日干しで十分乾燥させると完成です。

適量をお茶パックに入れ10分以上煮出して飲みます。濃厚で健康茶好きにはたまらない風味で美味しかったな~

 

野生の風茹草で石けんを作ってみた (コールドプロセス製法)

まさか台湾もとい澎湖でハーブを摘むところから石けんを作るとは自分でも思っていませんでした。道具なんてもちろん持参してこなかったし…。

 

手づくり石けんと聞くと、ほのぼのとした趣味のように感じるかもしれませんが、実態はまさに科学の実験です。「お菓子を作ろう♪」みたいな感覚では手を出さないほうが良いです。

 

材料には、劇物指定の水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)が含まれるので、ふだんはおおざっぱな私も、計量・温度・時間には注意しかなり慎重に作ります。手順を間違うと危険。

また、苛性ソーダの処分は大変なのですぐ飽きて余らせるようなら自宅では作るべきではない。カルチャー教室で必要なときだけ作りに行くのが一番安全です。

 

日本に風茹草を持って帰るのは検疫でも通らなさそうなので、思いきって作ってしまうことに。

最低限必要な基本道具と、石けん作りに必要なオイル類は台湾本島から取り寄せました。苛性ソーダはさすがに台湾でも航空便にはのせられない薬品なので離島配送は不可。澎湖のお店で買いました。

 

ふつうは失敗しませんが念のためリトマス紙も準備。苛性ソーダ溶液は強アルカリ性なのでうまく中和ができていないと肌には使えません。

 

過去にはとある市販品のお茶せっけんが問題になりましたが、自分で作れば安全ですね。 お店では買えない質の良いオリジナル石けんが作れるのが魅力。

 

風茹草を1ヶ月近く漬け込みインフューズドオイルを作成。色と香りがオイルに染みています。

台湾ではハンドミキサーがなぜかやたらと高かったので買いませんでした。頑張って手で混ぜる!

生地にとろみが出て白くなったら、型に流し…そこから完成までさらに1ヶ月。

中国語で風茹茶肥皂のできあがり♪

紙のモールド(型)を使ったので、形は綺麗ではないものの、なかなか良い使用感の石けんに。香りもほのかに風茹茶でした。

 

手づくり石けんを使うと潤い力に感動して、市販の石けんや洗顔料が使えなくなるという愛用者もけっこう多いです。台湾では手作り石けんのレシピ本を1冊買いました。

 

台湾で風茹茶が話題になったきっかけは驚きの機能性

2016年風茹草の効能に対する研究成果が発表され話題になりました。日本は規制が厳しいので、雑誌やガイドブックには絶対に載らない(載せられない)情報でしょうね。

台湾人は話題性のあるものが大好きなので、当時はけっこう盛り上がっていました。が、あっという間に鎮火。

結局これがどうなったのかは不明ですが、健康茶としてより興味をひかれました!

 

軽くて可愛いので澎湖土産にも最適

一番、可愛くておすすめなのは外婆茶のティーバッグです。

ところどころ花布のデザインなのが可愛い。

個包装のティーバッグが10個入っています。

300ccの熱湯に入れ、3〜5分待ってからいただきます。煮出したほうが濃く淹れられますが、それは個人のお好みで。

 

「原茶工坊外婆茶故事館」のほか、お土産屋さんでも購入可能です。

ただ、メインストリートの色々なお土産屋さんをのぞいてみましたが私の足で確認した限りでは、太平洋というお店だけでした。

▼地図

 

私がお土産を買うお店は、数店舗決めていてこちらはそのうちのひとつ。いつも澎湖名物のお菓子黑糖糕(黒糖蒸しパン)の試供品をいただいていました( *´艸`)

だから結局黑糖糕は自分で買ったことがないままですw 美味しいけれど消費期限3日ですし。

 

在地茶というグリーン色のパッケージのものは、けっこうどこでも見かけます。 おそらく品質の違いですね。味はどちらも同じでしたよ〜

観光地(二崁聚落・跨海大橋など)でも販売されています。

 

外婆茶の場合、賞味期限は2年間あるので自分土産、バラまき土産にも便利です。

 

澎湖旅行ガイドブック