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【台湾】澎湖(ポンフー) 西嶼西台・西嶼東台|幽霊が出る?夏でも涼しい一級古蹟

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澎湖の西嶼西台(シーユーシータイ)は、西嶼郷外垵村の海辺に位置する元軍事要塞です。要塞(ようさい)とは、港や都市を守るために砲台や砦をもうけた構築物のこと。

初めて入ったときは、薄暗くて真夏でも通路内は涼しく、オバケが出る系のスポットなのかなぁ?と思いました。

スピリチュアルにハマっていた知人が「体調が悪くなった…」「ここはヤバイ、怖い」としきりに言っていたことを思い出す。

私は何度行っても全く気持ちの悪いものは感じませんでした。

ひんやり感はむしろ快適なくらい。澎湖の友達に聞いてみるとふわっとした幽霊話はあるようでしたけれど…。

鬼故事(幽霊話)の影響から、幽霊古堡と裏では言われているそうですが、たぶんこちらには何も出ません。ご安心を!ただし、魔の活動時間である夜間は保証できません…。

西嶼西台は、清代に清の政治家、李鴻章(リーホンチャン)が名付けたので「李鴻章古堡」「西台古堡」とも呼ばれます。

李鴻章は、日清戦争で日本が勝利した後、下関条約で清側の大使となり調印を行った人物です。日本側の大使には伊藤博文がいました。その際に澎湖諸島は日本側へ割譲(かつじょう)されました。

西嶼東台(シーユードンタイ)は西嶼西台と同じく一級古蹟で、少し離れた內垵村にあります。西嶼東台はなんとなく不思議な空気感があったので5年前くらいに一度行ったきりであまり記憶になく…。

代わりに台湾の田舎らしいユニークな看板はよく覚えています!( *´艸`)

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「西嶼西台」の場所|アクセス

馬公市中心部からスクーターで約50分です。

西嶼西台
住所:澎湖県西嶼郷

見学料:あり (25元〜休日30元)

西嶼西台のみどころ

西嶼西台は約8ヘクタールの面積があります。まず入り口では、2重の石造りの正門が出迎えます。

清仏戦争の際にフランス軍に占領された歴史を持っています。澎湖で現存する砲台の中では最も保存状態が良く規模も最大といわれています。

内部はアーチ状の石壁のトンネルが続き、高台には弾薬庫・4門の大砲(砲台)が据えつけられています。トンネルの中にいると過去にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。

トンネル内部の石壁にあいた四角の穴から外を眺めてみると、ゴミや雑草はなくきちんと管理されていることが分かります。

初めて行ったとき、トンネル内部でラジオを流しながらお掃除をしているおばあさんに出会いました。台湾語でしたがジェスチャーで「上にも登れるから行っておいで!」と教えてくれていると分かり階段で上へ。

石造りのトンネルの上はこうなっていた。

澎湖県の県花「天人菊」もたくさん咲いていました。植物が多く、元軍事要塞とは思えないくらい穏やかな景観です。

西嶼西台の内部

西嶼西台の内部ではいたるところにトンネルとつながった石造りの部屋が見受けられます。

兵士が内部から城内の隅々にまで連絡が取れるようにできているためです。

勾配の急な階段で外部とつながっています。私にはとても上る元気がわかないくらいの角度でした。

清代には水軍の基地にもなっており、5千人近くが駐屯していたこともあるようです。

西嶼西台はほかの観光客に出会うことも多く、明るい場所です。

西嶼東台の感想

こちらも西嶼西台と同じく一級古蹟です。「西嶼西台とよく似ているよ」といわれて澎湖人の知人とこちらへ。

西嶼東台ではだれひとりもいませんでした。静かで忘れ去られた場所にいるような気分になります。幽霊古堡というならこっちかも。

5年前くらいに一度行ったきりなので、今はこのときより整備されていると思います。

階段で上へ上ると海を一望できました。この置物のようなグルグルが可愛らしい。しかし誰もいないし、あまり長居したくなくて5分ほどで引きあげました。個人的にはまた行きたいような近付きたくないような場所です。

「西嶼東台」の場所|アクセス

西嶼東台
住所:澎湖縣西嶼鄉內垵村

見学料:なし

西嶼東台の道中にあるユニーク看板

崖から車が…!

澎湖にはここまでシリアスなデザインにしなくても…と思うような看板がちょいちょいあります。ほかにも何種類かあるので関連性があるときに載せていきますね〜

西嶼西台・西嶼東台まとめ

どちらかに観光として足を運ぶなら、見学料として110円くらいかかりますが西嶼西台が良いでしょう。

まとめ

  • 一級古蹟
  • 昔の軍事要塞跡
  • 歴史好きにはおすすめ
  • トンネル内は涼しい
  • 季節のお花が綺麗
  • 西嶼東台はなんとなくこわいかも

西嶼西台の入り口近くにはお店もあり、シーズン中にはアイスクリームなどが食べられます。広めの駐車場もあるので観光スポットとして便利です。

澎湖旅行ガイドブック

オバケの存在

しかし話はそれますが、オバケというのは写真に色がなく白色に写ることが多いのはなんでだろう…?とずっと疑問には思っています。

実家で偶然撮れてしまった着物から伸びる白い手も、とある神社近くのお土産屋さんの2階から1階を写したときに映った誰もいないはずの陳列棚で体育座りしていた女の子も白かった。

こんなことを書いてはいますが、度を超えた自称霊能者やスピリチュアル系の方は苦手です。言っていることが意味不明で会話が噛み合わないからです。

霊視とか除霊とか天使とかオーラとかチャネリングとか遠隔ヒーリングとかセッションとかしんどいの極み。私にオーラがあるのならきっとドス黒いでしょう…。

しかし「引き寄せの法則」はけっこう信じています。昔、ビジョンマップを作ったときに貼った実現したいことはすべて叶ったので。人間の潜在意識というのは不思議なものですね。

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