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髪にも肌にもOK!綺麗をつくる日本製「椿油」で紫外線・ニキビ対策

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まわりで椿油を愛用している人はあまり聞きませんが、一度使い始めてから手放せなくなりました。使用感・効能ともに気に入り、2014年頃から毎日愛用しています。

はじめて使った日本製の椿油は、神戸にある湊川東山商店街でリヤカー販売していた椿油職人の松本祐輔さんが搾った本椿油でした。一瞬で椿油の虜に。

しょこ
しょこ
ドラッグストアで数百円で購入できる椿油とは全然違うことに驚きました!

ただ単に「椿油」と書いてあるだけのものは中国産のカメリアオイルを使っていたり、混ぜ物だったりするということを知り、使用感の違い納得です。

日本産のヤブツバキに勝るものなし

この記事では、椿油の特徴と今まで使った椿油について紹介します。

椿油は日本人の髪質に合う

椿油の歴史はとても古く、平安時代から食用・化粧用・灯用等として愛用されてきた記録が残っています。

特に化粧用としては、日本人の髪質に非常によく合い、ツヤのあるしっとりとした黒髪を保つために重宝されげきました。とても歴史のあるオイルです。

私は硬くハリのある髪質ですが、元々のクセが強めで乾燥しやすく広がりがちになるため、椿油でケアしています。

定期的に縮毛矯正をあてていますが、椿油のおかげかダメージが少なく、ストレートが長持ち。

椿油でニキビができにくくなった

夏になると、汗や強い紫外線が原因かフェイスラインや首にかけて赤いブツブツができるのが悩みでした。

それまで使っていたスキンケア商品をやめ、安価なさっぱり系化粧水と椿油のみにしたらだいぶ改善。

椿油にはサポニンという殺菌効果のある成分が含まれています。

この天然の殺菌成分によりアクネ菌を殺菌し、肌を清潔に保つ効果があるとされています。

化粧水を肌にたっぷりと浸透させたあと、椿油を3滴くらい馴染ませます。乳液に比べてもベタっとはせず、潤いだけが残る感じです。

去年、お土産に馬油を頂いたので少し使ってみたら、それまで治まっていた赤ニキビが復活したので、すぐに椿油に戻しました。昔は馬油も肌に合っていたのですが、今は椿油のほうが合っているようです。

壱岐島名産椿油

長崎県の壱岐島産のもの。阪急オアシスの食品売り場で発見。食用・スキンケア用にもOKとの記載あり。
価格は約2000円でした。あまりに安価なオイルは、純椿油ではない可能性が高いのでしっかりと確認してから購入することをおすすめします。

利島特産島椿 椿油スキンオイル

初めて椿油を選ぶなら、脱酸・脱色脱臭処理済のものが違和感なく使えます。
プッシュ式ボトルがとても使いやすい!

また、一番肌馴染みがよいと感じた椿油です。お手頃価格でコスパも良しです。持ち物が少なくすむため、旅行のときにも便利と感じています。

利島特産 島椿 椿油スキンオイル 75ml

純粋な椿油には、オレイン酸が85%含まれています。

オレイン酸は人の皮脂の成分に近いため、驚くほどに肌馴染みが良く、潤いを保ち抗酸化作用もあるため、美容に適したオイルです。

椿油の日常的な使い方

夜、お風呂に入ったあと、顔と身体は化粧水→椿油でスキンケア、タオルドライした髪にも、洗い流さないトリートメントとして使っています。

朝も同様に、洗顔後に椿油を使ってスキンケア。乳液は要りません。

「オイルだから日焼けするのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれないですが、逆に椿油には紫外線から肌や髪を守る効果があります。

完全な紫外線カットやダメージを防ぐまでの効果はないですが、椿油を肌に使うと、紫外線を散乱・反射させ、最低限の対策としての効果があるといわれています。

私はSPF値の高い日焼け止めクリームを使うと肌荒れしやすくなるので、SPF23のUVクリームの下地として使っていますが、日常生活では全く日焼けしていませんよ~!

紫外線が最強レベルの真夏の台湾でも使っていましたが、肌荒れも予防できてとても良かったです。

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ただ、髪につけすぎると、しっとりを通り越してベタっとしすぎる可能性があるので注意してくださいね。

ほかに、椿油はクレンジングオイルとしても使えます。

髪がしっとりまとまる使い方

私はもっぱら、タオルドライした頭皮・髪(傷みやすい毛先中心)に馴染ませて使っています。一番お手軽な使い方ですね♪

それでは使いすぎてしまったり、見た目のべたつきが気になるかもという場合は、

  • シャンプー前の乾いた髪に馴染ませ、頭皮マッサージ後、ホットタオルを巻いて20分待ちシャンプーする
  • いつもの整髪料に数滴混ぜて使う

という使い方もできます。

直接、椿油マイスターと呼ばれる職人さんから椿油を購入したときは、「乾いた髪に使うのが一番いいよ~」と伺いましたが、ちょっと水分がある方が髪も肌にも馴染みやすいです。

オリーブオイルではダメ?椿オイルを選ぶ理由

巷では美容オイルとしてオリーブオイルもよく使われていますね。

オリーブオイルにもオレイン酸が80%含まれており、成分的には申し分ないのですが、光により活性酸素が発生しやすく、酸化しやすいのが欠点なんです。

ほかにビタミンCの爆弾として一時大ブームにもなったローズヒップオイルも、酸化しやすいリノール酸が40%含まれているため、日中のお手入れには使えません。

そのために、オリーブオイルもローズヒップオイルも光での酸化を防ぐため、色付きの瓶に入っています。開封後、色が変化して酸化してしまうのも早いので短期間で使いきるのが基本です。

一方、椿油は透明の瓶に入って販売されているように、酸化しにくい性質があります。

開封後、約1年は安心して使えます。節約を心がけているOLさんや主婦にもとても嬉しいオイルなんです。

ヤブツバキから採取された純椿油を選ぼう

元々、椿油とはヤブツバキの種子から採取されるものを指しますが、中には少しの椿油に外国産のカメリアオイル(ユチャなどツバキ属の種子から取ったものの総称)を混ぜて販売しているものもあります。

また、カメリアオイルのオレイン酸は50%程度と低く、さらに残留農薬の心配も指摘されています。

産地がはっきりと明記されていないもの(良質だという言葉だけのもの)、ヤブツバキが原料と書かれていないもの、ドラッグストアで安価すぎるなと感じるものは購入しないようにしています。

日本の椿油商品については、以下のサイトが参考になります。

平成椿油事情

こちらは、ヤブツバキ100%の三原椿油です(実際に購入しました!)

自分でいうのも恥ずかしいですが、私の肌は水分量が10歳以上若いらしく、20代前半なみだと化粧カウンターでは褒められます。冬でもしっとり肌を保てるのは、椿油のおかげだと思っています ♪

その代わり、シミができやすい肌質なのが残念です…。

椿油は、価格もお手頃なので、ぜひ試してみてください。

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