台湾・澎湖島(ポンフー) PR

【台湾】澎湖(ポンフー)漁翁島灯台へ幸福ポスト&夕陽とヤギの群れを観に行こう

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漁翁島灯台(西嶼燈塔)は澎湖本島の西、西嶼郷外垵村漁翁島の西南端の高台にある灯台です。とりあえずここを目指して到着すると「はるばる来た~!」という達成感が得られます
漁翁島(西嶼)は澎湖の三大島嶼のひとつです。

名前の由来は時を遡ること16世紀、ポルトガル人(オランダ人という説もあり)によって「漁師の島」と呼ばれるようになったことから。

今は澎湖跨海大橋があるため船に乗らずに行くことができます。

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漁翁島灯台の高さは11m、上の灯りの高さは地面から60.7m。

灯台内部には鉄製のらせん階段があります。通常は閉じられていますが、今までに一度だけたまたま開いていて覗いたことがあります。

灯台の前や手前の入り口付近にある幸福ポストが記念撮影スポットとして人気!

馬公市内からここまでは、バイクでまっすぐ運転してきても約1時間弱かかります。道中には様々な観光スポットが点在しているため、寄り道すると半日以上は楽しめます!

ひとつの例として、おすすめ観光ルートを記事の最後にまとめました

漁翁島灯塔(西嶼燈塔)の場所|アクセス

馬公市内から漁翁島灯台までおよそ35kmの距離があります。
こちらの陽気な灯台キャラクターのところを右折します。

漁翁島灯台(西嶼燈塔)

住所:澎湖縣西嶼鄉外垵村35-195

定休日:月曜日

開放時間

夏季(4~10月) 9:00~18:00
冬季(11~3月) 9:00~17:00

見学:無料

最寄りの外垵のガソリンスタンドは17時くらいまでの営業なので、バイクで行く場合は念のためガソリンは半分以上にしておきましょう。澎湖跨海大橋までの道にガソリンスタンドがあり、私はそこで補給します。

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漁翁島灯台|台湾の軍施設と隣接

駐輪場へバイクを停めたら、軍人の見張りの横を通って灯台まで歩きます。はじめてなら少々ドキドキしますが、徒歩1分もかからないくらいの短い距離なので大丈夫!

日本ではあり得ない体験ができるのである意味これも観光といえるかもしれません。

軍事施設が写る場所では、写真撮影が禁止されています。灯台の敷地内からも写真撮影の向きにはご注意を。

以前、新月に星めぐりをしていて外垵まで行ったとき、真っ暗なので灯台の回っている光がとても綺麗に見えました。

夜間は灯台へ向かう道へと右折するところの壁がレインボーイルミネーションに彩られています。澎湖のレインボーブリッジのように色合いが変化します。
ただやはり軍施設の隣なので、深夜に灯台のあまりに近くまで行くのはやめておいたほうが良いと思います。

澎湖には台湾の軍施設があちこちにあります。空港、街中、海軍基地、小道を迷い込んだ先にも軍施設ということも。

Googleマップは澎湖でも非常に便利なのですが、時にちょっとヤバみな道を経由して目的地まで誘導しようとしてくるので、周りの状況を見ることも大切ですね…。

漁翁島灯台|幸福郵筒 (幸福ポスト)

灯台敷地内のすぐ左手前側に、ピンク色の可愛らしい幸福ポストがあります。

一緒に記念撮影をしたら幸せになれるかも!?

実際にポストとして使えると聞いたこともありますが、投函口は粘着テープで封がされていることが多いです。

もしこのポストにポストカードを投函して届いたらなんだかロマンチックな気がします

漁翁島灯台|灯台周辺と展覧室

西嶼燈塔として1778年に作られた台湾最古の灯台は、1875年にイギリス人技師ヘンダーソン氏によって西洋風の灯台に建て替えられました。二級古跡に指定されています。
周囲には石造りの洋館(展覧室・宿舎)が並んでいます。白が基調のヨーロッパ風の建築スタイルで異国感あふれる景観。

1951年には軍事的な理由から迷彩柄に塗られましたが、1969年にもとの白色に戻されて現在に至ります。

敷地内に建つ展覧室には、模型や台湾の灯台についてが写真などで紹介されています。
霧笛と清朝の中期に設けられた3つの鋳鉄砲台や火砲台が残されています。

霧笛の隣の建物の奥には、十字架が立ったお墓がありドア越しに見学できます。灯台を管理していたイギリス人夫婦の娘(享年8歳)のものだといわれています。
日陰になる場所がほとんどないので真夏はとても暑いというか熱いです。建物の影のもとには人が集まります。

こちらの管理棟の階段を上ると、一面に広がる青い海を眺めることができます。やはり日陰がなく、真夏は暑すぎてあまり長居ができないのが残念かも…。

夕陽が綺麗なスポット

軍施設の通り道を抜けて灯台の敷地内へ入る手前、幸福ポストと反対側に道が続いています。

澎湖本島の西の端っこということで、夕陽がとても綺麗に見られるとちょっとした名所になっています。

西へ沈む太陽。
海の景観を遮るものがないので自然の美しさをそのまま感じることができます。

断崖絶壁であること、周囲にはサボテンがたくさん生えているので、天気が悪く風が強いときには特に足元に注意してください。おそらく日本なら立ち入り禁止になりそうな崖です。

個人的な話ですが「西から昇ったお日様が東に沈む」という天才バカボンの歌の逆!といまだにそんな覚え方をしていますw

外垵餌砲(西台餌砲)

漁翁島灯台へ行くまでの道にあります。
第二次大戦中に日本軍によって造られたコンクリート製の砲台です。フェイク、偽物です。
米軍からの攻撃をそらす目的で造られました。誤魔化せていたのかは謎…。日本統治時代のなごりですね。

そばのユニークな看板のところが記念撮影におすすめです。
溺れるから危険というより、妖怪が出てくるから危険に見える。

台湾の田舎のほうにはこういう看板がところどころにあり、それを写真におさめるのも楽しみのひとつだったりします。

ヤギの群れと遭遇!

タイミングが良ければ、行き帰りにこのようなヤギの群れと遭遇することができます。野生ではなく食用として飼われているらしい。

そんなに頻繁に行っていたわけでなくても、数回はヤギを見かけたので確率はまぁまぁ高いはず。
道路のど真ん中で、子ヤギがお乳を飲んでいました。

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漁翁島灯台・外垵餌砲(西台餌砲)

漁翁島灯台まとめ

漁翁島灯台へ行くまでの道すがらでも、外垵村の景観を眺めることができます。夜景も綺麗なんですよ。

元宵節というお祭りのときには特別な盛り上がりを見せます。またその際の写真を整理して載せたいと思います

澎湖旅行ガイドブック

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